ベビーカーとスリングとたんぽぽ

保育園の送り迎えにベビーカーとスリングをつかっています。そのふたつでは、いつも歩く道の見え方が大きくちがってきます。ベビーカーだと普段よりもゆっくりと歩いて、下に目がいきます。当然子供が下にいるのでそちらに自然と注意がいくのでそうなるでしょう。そして、下に目線がいくと今まで気がつかなかった歩道の脇のガードレールの下にはえているちいさな草花の、そのはえかたのおもしろさにとくに気をひかれます。いっぽうスリングは子供にすごく注意がいって下には目はいきません。子供をかかえている感覚が大きくそちらに神経は集中してしまいます。だから景色をながめることなく、ちょっと感覚が内に閉じた感じで歩いているようです。でも、それも普段の一人での早歩きのときのようではなく、ゆるやかにある部分は閉じられ、ある部分は解放されていると思います。また、子供を持って歩く時の子供のとの距離、密着度が単純に大きく影響しているようでです。